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第139話 もう一回!

Penulis: 雨音休
last update Tanggal publikasi: 2026-08-12 06:03:44

 静岡のログネストのマットルーム。

 デスペナルティをくらった晴恋には一時間のログイン制限がかかっていた。

 木製の薄い壁で隔てられた黒いマットルーム。天井からは空調の音がかすかに聞こえてくる。ジンジャエールのコップを持って一口含んだ。炭酸の利いた甘い液体を舌で転がす。

 今、デスクトップを操作してギルドバトルの配信録画を見ている。ヘッドホンを耳に当てていた。VALORIUMの公式サイトには先ほどの配信録画がすでに掲載されていた。

 やがて、自分が死んだ瞬間の映像が流れる。

「ふ、ふわわあぁぁあああああっ!」

 虹色ワンピース姿の晴恋は、指示棒を持ったままぶるぶると震えていた。敵の攻撃を浴びてぎょっとした表情をしている。

(……私、情けないです)

 晴恋の目からしずくがこぼれる。

 これでは戦力外だ。

 敵に恥をさらしただけとも言える。

 あの時、どうして土壇場で固まってしまったのだろうか?

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     村の服屋。 そこは宿屋の隣の直方体の建物だった。セルティラン衣服店と書かれた看板がでかでかと出ている。ベルフラウは顔だけ振り返り、口の端に笑みをたたえる。ふふんと笑った。やはり偉そうな態度だ。「うふふん、ここよ」「はいですぅ!」 ウミが元気に右手を上げた。扉を開けて三人で入室する。 こぢんまりとした木造の室内。さぞかし多くの服が飾られているのだろうと思ったのだが、一つも無い。だけど店の奥では何かの作業の音が響いていた。 ベルフラウは迷わずカウンターのそばへと歩み寄る。女性店員に話しかけた。「ふふん、こんにちは」「はい、ここは衣服店です。服の作成をご希望ですか?」「そうよ。

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